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初詣やお宮参り、七五三、安産祈願といったように、我々の生活に深く関りのある神社という存在ですよね。
しかし、意外と神社という存在がどのようなものなのか詳しく説明できないという人は多いのではないでしょうか?
特に若年層の多くの人達は、「実は参拝方法がよくわからない」「絵馬って何?」という疑問を持っているはずです。
この記事では、そんな「神社の参拝方法や絵馬、お守り」について解説していきたいと思います。
目次 閉じる
神社とは?お寺との違いは?
日本には、「神社」と「お寺」という2つの似たような施設がありますが、その違いについて知っている人は意外と少なかったりします。
「神社」は「神道」で「お寺」は「仏教」というように、異なる宗教の施設なのです。
外観でどちらなのかを判断する方法としては、「鳥居があるのが神社」で「仏像やお墓があるのがお寺」と覚えておくとわかりやすいかもしれません。
神社は、日本が起源の宗教である「神道」という宗教となり、「この世のあらゆるものに神が宿る」という考えであることから、人物や山、森、石といったように様々な神様が存在しています。
その様々な神様を祀っているのが全国各地に存在する神社というわけです。
神社によって格式に違いがあり、「神宮」「宮」「大社」「神社」「社」という5つの格式に分けられています。
神社の中でも格式が高いのが「神宮」の名が付く神社で、「宮」がその次に続き、地域の信仰に根ざした「大社」、一般的な施設に使われているのが「神社」、最も規模が小さい施設を「社」と呼んでいるのです。
神社の詳しい参拝方法
まず、神社の入り口にある「鳥居」を通るにも決まりが存在します。
「鳥居の真ん中は、神様の通り道であるため通ってはいけない」というのはよく聞くかと思いますが、「鳥居の左側を通る時は左足から」「鳥居の右側を通る時は右足から」踏み出すという決まりはあまり知られていません。
この決まりを守り神社に入ることで、「より良い気」を受けることができると言われています。
右手で柄杓を取り、水を汲み上げ左手に掛け、その後左手に柄杓を持ち替え右手に水を掛けます。
再び右手に柄杓を持ち替えたら、左の手のひらに水を溜め口をすすぎます。
この時、柄杓に直接口をつけてはいけません。
最後にもう一度左手に水を掛けてて手水の儀式は終了となります。
拝礼の基本は「二礼二拍手一礼」です。
①姿勢を正し、深くお辞儀を2回行う
②胸の高さに両手を上げ、右手を少しだけ引いて(ずらして)手を合わせ2回手を打つ
③手を合わせたまま、心を込め祈りを捧げる
④深く1回お辞儀を行う
絵馬やお守り
絵馬は「神様に願い事を祈願する時に、神社に奉納するもの」です。
受験生などがこの絵馬に「志望校に合格しますように」と書いて奉納しているのを、その時期になるとよく見かけますよね。
受験以外にも、「恋愛成就」「商売繁盛」「無病息災」といったように、様々なことが祈願されています。
実際に絵馬を書くとき、「縦書き?横書き?」「書き方に決まりはあるの?」と悩んでしまう人もいますが、特に「こうしなければいけない」という決まりはないので、自分なりに書きましょう。
決まっていることといえば、「表面は絵が描かれているので必ず裏面に書く」ということくらいで、名前や住所を書くのが通例だったが、個人情報の観点から最近ではイニシャルでもOKとなっています。
絵馬を掛ける専用の場所があるので、そこに奉納します。
願い事が書かれている方を正面に向けて掛ける方が良いとされています。
次に「おみくじ」ですが、日本人は毎年の初詣の際に、「今年1年の運勢を占う」という意味で1枚だけ引くのが習わしとなっていますよね。
日本では古来より「神聖なくじの結果には神仏の意思が介入する」と言われていて、今後の暮らしを真摯に生きる為に役立てることが重要なのです。
そういった意味でも、初詣の際におみくじを引いて「凶」だったからといっておみくじを引きなおすのは良くない行為に当たるので、複数回引くのは避けましょう。
ただし、別の願い事がある場合は、その願いについておみくじを引くのは問題ないとされています。
神社と宝くじの関係
宝くじで高額当選した人の中には、「金運UPで有名な神社を参拝した」という人が結構いたりします。
絶対に当たるわけではありませんが、熱心に神社巡りをした人が高い確率で当選しているのは事実のようです。
戦国時代には、様々な武将たちが戦の前に必ず樹願成就を行ったとされていますし、良い運気を手に入れる為に神社を参拝するのは必須と言えるのではないでしょうか?
鳥取県にある「金持神社(かもちじんじゃ)」や熊本県にある「宝来宝来神社(ほぎほぎじんじゃ)」、京都府にある「御金神社(みかねじんじゃ)」、茨城県にある「大宝八幡宮(だいほうはちまんぐう)」などが全国的に有名な「金運UPの神社」と言われています。
これらの神社のほかにも、各都道府県には必ず金運に強い神社が存在します。
インターネットで調べると、簡単に見つけることができますので、気になる人はぜひチェックしてみましょう。
まとめ
今回は、神社の参拝方法や絵馬、お守りについて解説してきました。
なんとなく毎年初詣しているという人は、正しい参拝方法や絵馬、おみくじの意味などをしっかりと理解してから神社に向かうようにしてみましょう。
正しい気持ちで参拝すれば、きっとご利益があるはずです。
また、もしも自宅から行ける範囲に金運に明るい神社があるようなら、ぜひ参拝してから宝くじを購入してみてはいかがでしょうか?